(参考) タイワンホトトギス Tricyrtis formosana <参考>

2022.10.20 作成

タイワンホトトギス

分類
ユリ科 ホトトギス属
植生環境
開花時期
9-10月 やや湿ったところ
地域
西表島 台湾 他 園芸流通
特記
 -
特徴
丈は50-80cmほど、ほぼ無毛、葉は長楕円形で葉表は無毛。
花は茎頂や上部の葉腋にそれぞれ集散状に付き、花被片は斜開、外花被片は倒披針形と幅が広く、内花被片は線状披針形と狭い。それぞれの花被片内側は白~淡紫色で先端部はやや濃い色になる。
付記
よく見られるタイワンホトトギスxホトトギスの比較用として掲載した。写真のものは植栽で、やや色が濃い園芸的に選択されたのもののようだ。
備考
エングラー :  ユリ科
類似種
タイワンホトトギスxホトトギス : 花数が多く、中部以上の葉腋にそれぞれ集散状に付く。花はホトトギスに似て内花被片、外花被片の幅の差は本種ほど大きくない。
撮影地
2023.10 千葉市 <植栽>

タイワンホトトギス

花は茎の上部に集散状に多数付く。花はややこぶりな感じだったが、全体にすっきりとしていた印象だった。 (2023.10 千葉市) <植栽>

タイワンホトトギス

内花被片と外花被片の幅が大きく異なる点がホトトギス等との違い。外花被片は倒披針形、外花被片は線状披針形。典型では花被片内側は白色だが、写真のものは外花被片がかなり紫色を帯びていた。花被片の先が濃色になる点では一致。外花被片基部の距は目立った。 (2023.10 千葉市) <植栽>

タイワンホトトギス

葉は長楕円形、葉表は無毛、茎もほぼ無毛。 (2023.10 千葉市) <植栽>