コバギボウシ Hosta sieboldii var. sieboldii f. spathulata

2023.10.25 更新

コバギボウシ

分類
クサスギカズラ科 ギボウシ属
植生環境
里 山地
開花時期
7-8月 日当たりの良い湿地
地域
本州以南
特記
 -
特徴
人里近くでも見られるギボウシ。根茎が横に匍い、よく群生します。
葉は10-15cmの柄があり、葉身は披針形~長楕円形で10-20cm、葉表の葉脈は凹み、基部は急に柄に沿って流れます。
花茎は30-45cm、花は斜め下向きで淡紫色で濃い紫色の線があり、花被は基部で合着し、筒部は4-5cm、広筒部に透明線があります。
付記
(広義)コバギボウシ(Hosta sieboldii)ではタチギボウシや本種を改良した園芸種を含みます。
備考
エングラー : ユリ科
類似種
タチギボウシ : 長楕円形、長柄があり、葉表の葉脈は凹む。花は横向き。
撮影地
2011.7 群馬県尾瀬  他

コバギボウシ

丈は30-40cmほど、花はやや下向きに咲きます。 (2012.7 青森県八戸市)


コバギボウシ

花茎は30-45cm、花被は合着して濃い紫色の条が見られます。広い筒部には透明腺がある。 (2007.8 千葉県山武市)


コバギボウシ

果実は長さ約3cm、種子は黒くて大きな翼を含めて長楕円形、瓦状に重なり合って並ぶ。 (2017.8 群馬県尾瀬 / 2023.10 千葉市)


コバギボウシ

葉身は披針形~長楕円形で10~20cm。基部は急に細くなり、柄に続きます。