ネバリノギラン

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キンコウカ科 Nartheciaceae
ユリ科 Liliaceae
名前のとおり、茎や花に腺が密生して触るとネバります。
丈は20-40cm、葉は根元に束生し、10-25cmの披針形~倒披針形、花茎にも目立たない線形の小さな葉がまばらに付きます。
花は花茎に総状に付き、長さ6-8mmのつぼ形、基部に披針形~広線形の苞が付きます。

 

2021.6.23 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2

ネバリノギラン-全体

高山だけでなく、高原などでも見られます。
(2012.7 山形県月山)

ネバリノギラン-花

花茎や花被片は触れるとねばります。腺毛があると言われますが・・・。
(2008.6 岩手県八幡平)

ネバリノギラン-花2

花被の下部は合着しています。
基部に披針形~広線形の苞が付く。(2015.7 群馬県尾瀬)

ネバリノギラン-花3

花糸は花被片に沿って伸びて上部は内側を向いていました。
その中央に柱頭が見えています。(2015.7 群馬県尾瀬)

ネバリノギラン-花4

花被片に腺が密生しているように見えました。
腺毛といえるようにものは確認できなかった。(2013.6 青森県八甲田山)

ネバリノギラン-蕾

花序が伸びる前。
(2013.6 秋田県 旧・田沢湖町)

ネバリノギラン-葉

葉は披針形、多数が叢生します。
(2008.7 岩手県八幡平)

ネバリノギラン-葉2

茎葉。線形でまばらに付きます。
(2021.6 群馬県嬬恋村)

ネバリノギラン-茎

腺が密生していました。腺毛はないようでした。
(2013.6 青森県八甲田山)