(型) ムサシノキスゲ -ニッコウキスゲの異形状-

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ツルボラン科 Asphodelaceae
  (ススキノキ科 Xanthorrhoeaceae)
ユリ科 Liliaceae
北関東から関東西部の丘陵地、低山の草地などで見られる小型の花を付けるキスゲです。
ニッコウキスゲに比して、花被片がやや細く、花期がやや早い。また、ニッコウキスゲは夜に花がやや閉じ気味になるのに対して、本種は閉じないとされています。
分類上はニッコウキスゲ(ゼンテイカ)に含まれます。


 APG4より、ススキノキ科はツルボラン科に名称を変更しましたが、 図鑑等がまだ対応できていないため、当面の間、併記します

2013.5.11 更新
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  • ニッコウキスゲとの差異に関する疑問点

ムサシノキスゲ-全体

外観はニッコウキスゲとの違いはないか、わからない程度。
(2013.5 東京都府中市)

ムサシノキスゲ-全体2

町中の丘陵公園で群れている光景に驚かされました。
(2013.5 東京都府中市)

ムサシマキスゲ-花

(2013.5 東京都府中市)


ムサシノクスゲ-葉

(2013.5 東京都府中市)


1.ムサシノキスゲの開花時期がニッコウキスゲより早いとされていますが・・・

2013年、ご近所の庭にある数十株のニッコウキスゲ (奥日光で観光みやげとして買ってきて、それを増やされたそうです) は4月20日過ぎに既に開花し、GW前半くらいに見頃になっていました。

千葉市内と府中市では、タツナミソウやキツネアザミ等の開花に差異はなく、同じユリ科のホウチャクソウの開花状態に数日程度の差異が感じられましたが、それを加味しても、ムサシノキスゲとニッコウキスゲの開花時期に顕著な差異があるとは思えませんでした。

2.夜に花が閉じないとされていますが・・・

ご近所のニッコウキスゲは夜は花が少し閉じ気味、言い方を変えれば半開きになっています。都市部に自生する場合、街灯などがあり、完全には暗くなりませんから、そのような環境が、植物の生理に影響を与えている可能性もあるのではないでしょうか?