ホソバシュロソウ

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シュロソウ科 Melanthiaceae
ユリ科 Liliaceae
シュロソウアオヤギソウの基準変種。
葉の幅が3cm以下と細く、茎の基部に枯れた葉の繊維がシュロ状になって残ります。
花茎はシュロソウなどと同じ0.5-1m、花は多くは総状に付き、花は1cmで暗褐色、花枝が10-17mmと長い

従来、ナガバシュロソウの名を使用していましたが、ホソバシュロソウに改めました。
 日本の野生植物ではvar. maackioides と記載されていますが、不可解なため、基準変種名を用いました。

 

2012.2.26 作成
  • 全体
  • 葉2

ホソバシュロソウ-全体

遠目で見ると普通のシュロソウのようですが、花柄が長いので気づきました。
(2010.7 山梨県三ツ峠山)

ホソバシュロソウ-花

花枝が明らかに長く茎から離れて付きます。
(2010.7 山梨県三ツ峠山)

ホソバシュロソウ-葉
茎葉はシュロソウより細長いように感じます。
葉の幅は3cm以下とありますが、シュロソウタカネシュロソウでも細いものがあり、
これだけで見分けるのは難しいと感じました。(2010.7 山梨県三ツ峠山)

ホソバシュロソウ-葉2

シユロソウの語源となった根元に付いたシュロ状の枯れた葉。
(2010.8 山梨県三ツ峠山)