日本では永らくエングラーが広く利用されてきたため、多くの図鑑などでこの分類法が使用されています。
クロンキストやAPGで分類されたものであれば、図鑑の「はじめに」や「まえがき」部分にその旨が大概記述されております。
どの分類法で記述されているのか、おわかりにならない場合は、以下の簡易表を用いて下さい。
Step1 以下の種を検索頂き、記載されている科と合致するものがその図鑑の分類法です。
エングラー |
クロンキスト |
APG (3) |
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ギンリョウソウ | イチヤクソウ科 |
シャクジョウソウ科 |
ツツジ科 |
※ Step1で合致すれば確定です。上記植物が掲載されていない場合は次にお進み下さい。
Step2 AとB、それぞれ1つずつを選び、A、B、両方ともに科名が合致したものがその図鑑の分類法です。
エングラー |
クロンキスト |
APG (3) |
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A |
ニッコウキスゲ (ゼンテイカ) | ユリ科 |
ユリ科 |
ススキノキ科 |
オミナエシ | オミナエシ科 |
オミナエシ科 |
スイカズラ科 |
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チドメグサ | セリ科 |
セリ科 |
ウコギ科 |
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B |
ヒガンバナ | ヒガンバナ科 |
ユリ科 |
ヒガンバナ科 |
コマクサ | ケシ科 |
ケマンソウ科 |
ケシ科 |
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ショウブ | サトイモ科 |
ショウブ科 |
ショウブ科 |
科名の記述が信頼できるものであれば、図鑑以外でも使用出来ます。