フサモ

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アリノトウグサ科 Haloragaceae
金魚の藻でおなじみの植物。
茎は分枝して長く伸びます。水中葉は4-5輪生し、羽状に裂けて裂片は糸状です。夏に水上に立ち上がり、気中葉は水中葉より小さい。
花はその上部の葉腋に雄花が付き、株に雌花が付きます。雄花の花弁は3mmの狭長楕円形で4つ。
よく似たホザキノフサモは穂状花序が付く。

 

2016.8.28 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2
  • 全体3

フサモ-全体

水上に伸びて花を付けていました。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)

フサモ-全体2

水面下に見えるのがおなじみの金魚の藻の沈水葉。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)

フサモ-全体3

浅い用水路で見られた姿。
(2016.8 青森県 旧・木造町)

フサモ-花

花は葉腋に付きます。写っている花は全て雄花のようで、雌花は雄花より下に付きます。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)

フサモ-花2

雄花。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)

フサモ-実

ボケてわかりにくいですが、おそらく若い果実と思われました。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)

フサモ-葉

沈水葉から水上に立ち上がろうとしているもの。沈水葉は3-4輪生で羽状全裂で裂片は
糸状で長く、水上に出る抽水葉はそれよりずっと短い。(2014.7 山形県月山)

フサモ-葉2

気中葉。右下が水中葉。
(2016.8 青森県 旧・木造町)

フサモ-全体3

池の一部を埋め尽くしていました。
(2014.7 山形県 旧・羽黒町)