ハエドクソウ

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ハエドクソウ科 Phrymaceae
丈は50-70cm、茎には鈍い稜があり、下向きの短毛が見られます。葉は対生で短柄があり、7-10cmの卵形~長楕円形で先は尖り基部は円形、両面の脈上に毛が多く見られます。
花は茎頂に10-20cmほどの長くまばらな穂状花序に付き、花冠長さ5-6mm、萼の上に3本の刺があります。花が終わると下を向きます。
花期が早く、葉が中部に集まるものはナガバハエドクソウと呼びます。

 

2017.8.21 更新
  • 全体
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  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

ハエドクソウ-全体

長い花枝が特徴的です。葉がまとまらず、ほぼ等間隔に付きます。
(2014.8 千葉市)

ハエドクソウ-全体2

(2018.8 千葉市)


ハエドクソウ-花

花は咲き出すと横を向き、終わると下を向きます。
(2007.8 千葉市)

ハエドクソウ-花2

萼の上唇に3本の刺があります。
(2016.8 千葉市)

ハエドクソウ-花3

上唇はしばしば反り返る。花序の軸に上向きの曲がった毛が見られました。
(2014.7 千葉市)

ハエドクソウ-花4

上唇は2裂、下唇3裂ですが、裂け方のごく浅いものもあります。
下唇の裂片基部に毛が見られ、中央が盛り上がっています。(2014.8 千葉市)

ハエドクソウ-実

果実は下を向きます。写真より更に下向きとなり、
茎に張り付くようになります。(2014.8 千葉市)

ハエドクソウ-葉

葉は卵形~長楕円形。集まって付かない。
(2017.8 千葉市)

ハエドクソウ-葉2

(2014.8 千葉市)


ハエドクソウ-葉2

葉表の脈上に毛があり、葉面全体にも毛が散生していました。
(2014.6 千葉市)

ハエドクソウ-葉3

葉裏脈上の毛が目立ちました。
(2014.6 千葉市)

ハエドクソウ-茎

茎や葉柄には短い毛がやや密に見られました。
(2017.8 千葉市)