イグサ

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イグサ科 Juncaceae
畳表に使われることで知られますが、川や池畔、休耕田など普通に見られます。
根茎が横に匍い、茎は0.7-1mで円柱形。葉は退化して鱗片状。
茎の先に茎と同形の苞が続き、横向きに集散花序が付く。花被片は2mm、披針形で尖鋭頭、緑褐色。

 

2021.5.12 更新
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  • 花2
  • 花3
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  • 花5

イグサ-全体

川岸などでは大きな株が見られました。
(2020.8 千葉市)

イグサ-全体2

(2020.8 千葉市)


イグサ-全体3

休耕田でもよく見られます。
(2020.7 千葉県栄町)

イグサ-花

花序は基部から数本出て、それぞれ集散状に付く。
(2020.8 千葉市)

イグサ-花2

雌性期。花被はまだ開いていない。
(2020.8 千葉市)

イグサ-花3

花被片は披針形、雄しべは花柱より短い。
(2020.8 千葉市)

イグサ-花4

花被が開いた状態。
(2021.5 千葉市)

イグサ-花5

花柱3裂、雄しべは3、希に6。
(2021.5 千葉市)

イグサ-実

(2020.8 千葉市)


イグサ-茎

茎は円柱形、苞も同形。
(2020.8 千葉市)