タチコウガイゼキショウ

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イグサ科 Juncaceae
丈は30-60cm、茎は円筒形で固く、直立します。茎葉は短く2-3個、円筒形で隔壁は明瞭。
頭花は3-10個の花からなり、内花被片は外花被片より長い。雄しべは花被片より短く、3-6本。最下苞は花序より長い。果実は3稜状楕円形で花被片より少し長く、先端だけ少し凹頭。

 

2020.11.12 作成
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タチコエガイゼキショウ-全体

砂浜に隣接する湧水がたまるような小さな湿性地に1株だけ見られました。
(2020.10 千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ-全体2

11月なので、さすがに全て果実になっていました。
(2020.11 千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ-実

頭花は3-10個の花からなる。
(2020.11 千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ-実2

内花被片は外花被片より少し長い。果実3稜状楕円形で褐色、先端だけ凹むとありますが、見た感じは切形のように見えました。 (2020.11 千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ-葉

葉は円筒形・・・持ち帰ったら、やや乾燥して隔壁が明瞭になった。
(2020.11千葉県銚子市)

タチコウガイゼキショウ-茎

茎は固くて円筒状・・・上部は少し潰れた感じ。矢印は最下苞で
これだけ花序より上に飛び出します。他の苞は短い。(2020.11 千葉県銚子市)