コショウノキ

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ジンチョウゲ科 Thymelaeaceae
丈が1m以下の常緑小低木。雌雄異株。
樹皮ははじめ緑色で後に紫色を帯びた褐色になる。葉は互生し4-16cmの長楕円形~倒被針形、全縁、革質で光沢があり、両面無毛。
花は枝先に数個、頭状に付き、花冠に見える萼は長さ8-10mm、先は4裂します。果実は8mmの球形で6月に赤く熟します。

 筆者は少なくとも雌雄異株は誤りではないかと考えています。詳しくは、「雌雄異株は誤り?」タブをご覧ください。

 

2019.4.7 更新
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コショウノキ-全体

ジンチョウゲほどではないですが、撮影していると春らしい甘い香りが漂ってきました。
(2018.3 千葉県鴨川市)

コショウノキ-全体2

(2018.3 千葉県大多喜町)


コショウノキ-全体3

他のジンチョウゲ属の植物に比して葉が大きいので、花が小さく見えますが、
花径は同所的にあるオニシバリより僅かに大きいようでした。(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-全体4

(2018.2 千葉県鴨川市)


コショウノキ-全体5

見栄えの良い綺麗な株でしたが、まだ未開花でした。
(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-花

花は枝先に数個まとまって付きます。花数はジンチョウゲほど多くはない。
(2018.3 千葉県鴨川市)

コショウノキ-花2

雄花?。肉眼でも花粉が確認できます。花弁に見えるものは萼で花弁はない。
雌花と思われるものも探しましたが、見つからなかった。(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-花3

雄しべは4つ見えますが、8つある。
(2018.3 千葉県大多喜町)

コショウノキ-花4

萼筒は8-10mmで裂片より長いようです。花の基部にある緑色のものは総苞片。
(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-花5

萼の外側には毛があるとのことでしたが、伏したごく短い毛で、
現地ではルーペでも確認できなかったが、写ってました。(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-実

若い果実。
(2018.4 千葉県鴨川市)

コショウノキ-実2

(2018.6 千葉県鴨川市)


コショウノキ-葉

葉はこの仲間では大きく、4-16cm、光沢があり革質で無毛、
長楕円形~倒被針形で両端ともに尖り、全縁。(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-葉2

葉裏は側脈が浮き出ず、すっきりしている。
(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-枝

葉には短柄が見られます。
(2018.2 千葉県鴨川市)

コショウノキ-樹皮

樹皮はやや紫色を帯びます。
(2018.2 千葉県鴨川市)

どの図鑑を見ても、本種は「雌雄異株」と記載されています。
が、本種はすべて両全性株ではないかという疑問が生じました。

雌花と思われるものについては、雄しべが退化してないか、葯に花粉がないと想像して探してきましたが、これまで1株も確認できていません。

2019.4 雄株と思っていた数株を確認したところ、すべてで結実が確認できました。いずれの株も、花期においては葯から花粉が放出されており、「雄花」で間違いないと思われたものです。

したがって、私の見たものはすべて両全性株であり、、僅かに雌雄同株の可能性もあるかなと思っています。

浅はかな素人考えですので、記述等は「雌雄異株」を維持しますが、疑わしいと思いますので、皆様も是非ご確認ください。