ホソバタマミクリ (またはタマミクリ)

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ガマ科 Typhaceae
ミクリ科 Sparganiaceae
水面下からの丈は20-120cm、葉の幅が狭く、2-4mmで、浮葉となる姿もよく見かけます。
花期は葉より丈が低く、花序同士が接して付きます。雌花序が3-7個で下に付き、雄花序は1-2個と少ない。
よく似たホソバウキミクリは、葉は多くは浮葉となり、花茎は分枝せず、雄花序が2-3個。

 

2019.7.11 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 葉2(参考)

ホソバタマミクリ-全体

道沿いの小さな池塘に群れていました。
(2015.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-全体2

葉の幅は2-4mm程度とのことですが、もう少しあったようにも感じました。
(2015.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-全体3

初夏。はじめ、水面で折れ曲がって浮葉となります。
(2019.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-花

最上部が雄花序、それ以下は雌花序。雌花序の下部のものには柄が見られます。
(2015.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-花2

雌花序。
(2015.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-葉

葉が浮葉となった姿。葉が綺麗に整列するような姿を撮りたかったのですが、
かなり雑然としていました。(2015.7 岩手県八幡平)

ホソバタマミクリ-葉2

花が付く前の状態。葉が水面近くで折れ曲がり、先が水面に浮いていました。
多分本種だと思う。(2014.7 山形県月山)