オシロイバナ

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オシロイバナ科 Nyctaginaceae
江戸時代に栽培されたと聞く古い外来種。最近は植えられることは少なく、道ばたなどに逸出している姿を見るのが普通になりました。
丈は最大1mほど、葉は対生し、卵形で先が尖り基部は浅い心形、柄があり無毛。
花は夕方に開花し、径3cm、長さ5cm、花冠に見える鮮やかな色の付いた部分は萼筒。果実は球形で黒く熟します。
名の由来は、果実を潰すと白い粉状になり、女児のおままごとの白粉に使われたことから。

 

2019.11.19 更新
  • 全体
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

オシロイバナ

このようなものを掲載するのは抵抗がありましたが、今更植栽する人もおらず、逸出でしか
見られない状況なので載せることにしました。(2016.11 千葉県館山市)

オシロイバナ-花

5cmほどの長い筒部がありますが、これは萼筒の変化したもの。
(2016.11 千葉県館山市)

オシロイバナ-花2

(2016.11 千葉県館山市)


オシロイバナ-花3

柱頭。
(2019.11 千葉市)

オシロイバナ-実

果実を潰すと中は白い粉状。
(2019.11 千葉市)

オシロイバナ-葉

葉は対生し、卵形で先が尖り基部は浅い心形。
(2016.11 千葉県館山市)

オシロイバナ-葉2

葉裏
(2019.11 千葉市)

オシロイバナ-茎

葉は対生、茎や葉柄には微細な屈毛が見られた。
(2019.11 千葉市)