ヒメマツバボタン

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スベリヒユ科 Portulacaceae
1cmほどの濃いピンク色の花で見るからに熱帯性の花を思わせる姿の植物です。
茎は基部からよく分枝して値を匍います。葉は多肉質で広線形~線状披針形、ほぼ無柄、断面は扁平な楕円形。
花は茎頂に付き、花弁は5枚で先端だけ角状に尖ります。

 

2013.10.2 作成
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ヒメマツバボタン-全体

護岸道路脇に群れていました。下は土が薄く乗っていますがそのすぐ下はアスファルトやコン
クリート。左の倒披針形の葉はスベリヒユで同じような所にあります。(2013.9渡良瀬遊水地)

ヒメマツバボタン-全体2

(2013.9渡良瀬遊水地)


ヒメマツバボタン-花

花は1cmほど。花弁の先端はやや扁平で先だけ短く角状に尖ります。花柱先端は裂けていますが、何裂かはよく判りませんでした。(2013.9 栃木県渡良瀬遊水地)

ヒメマツバボタン-葉

葉は互生で茎頂部では輪生、多肉で断面が楕円形の線状披針形、
基部に白毛があります。(2013.9 栃木県渡良瀬遊水地)

ヒメマツバボタン-実

1は果実、熟すと上蓋が取れて種子をばらまき、後は2のように下側だけが残ります。
(2013.9 栃木県渡良瀬遊水地)