ハナミョウガ

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ショウガ科 Zingiberaceae
丈は40-60cm、葉は長さ20-40cmほどの広披針形と大きく、軟毛が見られます。
花序は偽茎の先に付き、15cmほどの穂状花序で、はじめ葉に沿って伸びます。花は紅白の縞状の模様のある唇弁と、その上に花被の中裂片に沿って雄しべと雌しべが目立ちます。

 

2020.6.20 更新
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ハナミョウガ-全体

花穂は10-15cmほど。偽茎の先端に付きます。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-全体2

この山の山腹全体がこの花で埋めつくされていました。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-全体3

果期。果実の付いている葉は前年の葉で、周囲は花の後に芽吹いた葉。
(2017.11 千葉県鴨川市)

ハナミョウガ-全体4

年を越すと前々年の葉は枯れてこのような姿に・・・。
(2018.2 千葉県鴨川市)

ハナミョウガ-花

くすんだ色の葉に対して、鮮やかな色の花。蕾も赤くて綺麗。基本は下から咲くようですが、
例外も多数ありました。(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-花2

花序の軸から伸びる柄に1つないし2つずつ花が付きます。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-花3

筒部は萼で覆われており、萼の上半は赤い。それより上に見えているのが花被。
(2018.5 千葉県一の宮町)

ハナミョウガ-花4

紅白の縞状の唇弁は雄しべが変化したもの。葯の付く雄しべは上にある白く太い部分の
下部に付いています。その先に突き出たものが柱頭。(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-花5

唇弁は先が浅く2裂。ひげ状の付属帯のようなものがある。
(2018.5 千葉県一の宮市)

ハナミョウガ-全体

花序は苞に包まれています。葉は前年の葉で、ツヤがなく、やや汚れたような感じ。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-蕾2

4月に早くも見られた蕾。まだ苞に包まれている。
(2018.4 千葉県鴨川市)

ハナミョウガ-実

果実は広楕円状球形で微細な毛が見られます。
(2017.11 千葉県鴨川市)

ハナミョウガ-葉

果期に見られた花の後に出てきた葉。
(2017.11 千葉県鴨川市)

ハナミョウガ-葉2

花期の葉は前年の葉で、葉脈がわかりにくいですが、光に透かすと見えました。
(2013.5 千葉県 旧・富山町)

ハナミョウガ-葉3

花後に新葉が巻いて上がってきます。
(2020.6 千葉県睦沢町)