ヤマハゼ Toxicodendron sylvestre

2024.6.19 作成

ヤマハゼ

分類
ウルシ科 ウルシ属
植生環境
山地
開花時期
5-6月  
地域
関東~沖縄
特記
 -
特徴
5-8mになる落葉小高木。雌雄別株。
枝に赤褐色の皮目が目立つ。葉は4-6対の小葉からなる奇数羽状複葉で長さ20-40cm、小葉は長さ4-13cmの卵状長楕円形で先は長く尖る。両面に毛があり、葉軸上面や葉表脈上には毛が多い。
花序は雄花序が大きく、8-15cmの円錐状で毛が見られる。雌雄とも花弁は5、雄花の花弁は反り返る。果実は径7-8mmのやや偏平な円形で表面は平滑で無毛。
備考
エングラー :  ウルシ科
類似種
ハゼノキ : 小葉は両面無毛。
撮影地
2024.6 千葉市

ヤマハゼ

果実は径7-8mmのやや偏平な球形、表面は光沢があり、無毛。(写真はまだ若い状態) 花序に毛がある。(2024.6 千葉市)

ヤマハゼ

葉は4-6対の小葉からなる奇数羽状複葉、長さは20-40cm。(2024.6 千葉市)

ヤマハゼ
ヤマハゼ

小葉は卵状長楕円形、葉軸や小葉脈上に毛がやや多く、面にも毛がある。葉裏は白っぽい。(2024.6 千葉市)

ヤマハゼ

枝には赤褐色の皮目が目立つ。若い枝や葉柄にも毛がある。(2024.6 千葉市)