(雑) アカバグミ <暫定>

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グミ科 Elaeagnaceae
ツルグミとマルバグミの交雑種。
ツル性で、葉は広卵形~卵状楕円形で縁は波立ちます。始めは表には白銀の鱗状毛がありますが、後に無毛となり、光沢があります。葉裏は両者の中間で、白銀の鱗状毛と褐色の鱗状毛の両方ともに多く見られ、全体としてやや白っぽい褐色。
花は葉腋に数個ずつ付き、萼筒には白銀の鱗状毛に褐色の鱗状毛が混じります。

 

2015.10.31 作成
  • 全体
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4

アカバグミ-全体

あまりツル性のような感じは受けませんでしたが・・・。
花はやや小型、甘い香りが漂っていました。(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-花

花は萼筒が4-6mmと短い。白い鱗状毛で覆われ、褐色の鱗状毛が混じります。
(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-葉

葉は広卵形から卵状楕円形。最初、葉表には鱗状毛があって白っぽい。
(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-葉2

白銀の鱗状毛に少し褐色の鱗状毛が混ざっていました。
(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-葉3

葉表の鱗状毛は次第に落ちて無毛となり、光沢がみられるようになります。
縁は波立っている。(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-葉4

葉裏、褐色の鱗状毛が多く、全体として白っぽい褐色に見えます。が、ツルグミと異なり、
白銀の鱗状毛もあり、こちらのほうが少し多い。(2015.10 千葉県木更津市)

アカバグミ-茎

若い枝には褐色の鱗状毛が密生。
(2015.10 千葉県木更津市)