ハンノキ Alnus japonica

2023.7.21 更新

ハンノキ

分類
カバノキ科 ハンノキ属
植生環境
里 山地
開花時期
11-3月 水辺 湿ったところ
地域
全国
特記
 -
特徴
10-20mになる落葉高木。樹皮は不規則に裂けます。
葉は5-13cmの卵状長楕円形、鋭頭、不揃いの鋸歯があります。側脈は7-9対で表では凹み、裏に隆起します。裏面の脈腋に褐色の毛が見られます。
雄花序は枝先に2-5個付き、長さ4-7cmで垂れ下がり、雌花序は雄花序の下方に1-5個付きます。
備考
エングラー : カバノキ科
類似種
ヤシャブシ : 山地で見られ、花期は3-4月、葉の鋸歯は細かな重鋸歯になる。
ヒメヤシャブシ : 主に日本海側で見られ、花期は3-5月、葉に重鋸歯があり、側脈は20-26対と多い。
オオバヤシャブシ : 海岸近くの山地に多く、花期は3-4月、雄花序は太い。葉の鋸歯は鋭い。
撮影地
2018.5 千葉市

ハンノキ

当地では、大寒を過ぎた頃から咲きだす。 (2020.1 千葉市)

ハンノキ

枝先に雄花序が2-5個付き、下部に雌花序が1-5個付く。 雄花序は長さ4-7cm。小ウィンドウは雌花序。 (2020.2 千葉市)

ハンノキ

若い果実 (2023.6 千葉市)


ハンノキ

葉は卵状長楕円形、縁に不規則な鋸歯があり、側脈は7-9対。 (2018.5 千葉市)