カキノキ

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カキノキ科 Ebenaceae
果樹としてよく知られますが、逸出も見られます。
丈は10mほどになる落葉高木。雌雄雑居*する。
葉は互生し、7-15cmの広楕円形~卵状楕円形、先は急に尖り、縁は全縁、裏面に短毛があります。
雄花は多数付き、長さ5-10mmの鐘形、花冠4裂、雄しべは16個。雌花は少数で、長さ12-15mmの広鐘形で退化した雄しべもあります。萼は大きく、花後も残ってカキの「ヘタ」になる。

* 事実上の雌雄同株

 

2020.6.9 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 花4
  • 葉2

カキノキ-全体

人家に近い斜面林で見られたもの。カラスの置き土産かもしれない。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-全体2

(2018.5 千葉市)


カキノキ-全体3

果期。
(2017.10 千葉市)

カキノキ-花

雄花。沢山付く。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-花2

雄花は長さ5-10mm。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-花3

雌花は大きく、長さ12-15mm。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-花4

雌花。雄花に比して萼も大きい。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-実

若い果実
(2020.6 千葉市)

カキノキ-葉

葉は7-15cmの広楕円形~卵形。花の時期は光沢があり、若々しい緑色。
(2018.5 千葉市)

カキノキ-葉2

葉裏は全体に短毛が見られました。
(2018.5 千葉市)