ハマヒサカキ

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モッコク科 Ternstroemiaceae
ツバキ科 Theacea
4-6mになる常緑の小高木。雌雄別株。
枝は淡灰褐色、本年枝は淡褐色。葉は互生し、やや厚みがあって光沢があり、両面無毛、2-4cmの倒卵形で先は丸いかやや凹み、縁に浅い鋸歯があり、やや裏面に巻き込みます。裏面は淡色。
花は晩秋に咲き、葉腋に1-4個束生し、2-6mmの鐘形で下向きに咲きます。果実は径5mmの球形で。黒紫色に熟します。

 

2019.11.14 更新
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ハマヒサカキ-全体

雄株。花がびっしりとついていて、少々気持ちが悪いほど・・・。
おそらくこの地が北限。(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-全体3

ヒサカキが春咲きなのに対して、本種は晩秋に咲きます。
葉先が丸いのも特徴。(2018.2 千葉県館山市)

ハマヒサカキ-全体3

雌株。雄株に比して花はまばらで小さい。前年の葉腋には果実が見られます。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-全体4

雌株。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-全体5

海岸風衝地ではこんな姿で見られました。残念ながら花はまだ。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-果期

花期と同時期の状態。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-花

雄花
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-花2

雄花
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-花3

雌花。雄花より小型。径は半分程度。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-蕾

ヒサカキ同様、葉腋に1-4個ずつ付きます。咲くまで2週間くらいでしょうか?
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-実

果実は径5mmほど。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-葉

葉は厚みと光沢があり、先が丸いかやや凹むのがヒサカキとの違い。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-葉2

葉裏から見ると、より鋸歯が明瞭に見られました。
(2019.11 千葉県銚子市)

ハマヒサカキ-樹皮

(2019.11 千葉県銚子市)