キヨズミイボタ

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モクセイ科 Oleaceae
ミヤマイボタの隔離分布と考えられている変種。葉がやや厚く、大きく、広卵形~卵状楕円形、枝や葉裏に毛が多い。
花序はやや細長い円錐状で長さ4-7cm、花冠はミヤマイボタと同じで長さ6-7mm、雄しべも同様で少し飛び出る。
関東南岸で見られるオオバイボタは葉にさらなる厚みと光沢があり、花序も大きく雄しべは明らかに長い。

 

2021.2.9 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 花2
  • 葉2

キヨスミイボタ-全体

全体の雰囲気はオオバイボタに似ており、ずっと誤解していました。
(2018.5 千葉県君津市)

キヨスミイボタ-全体2

(2018.6 千葉県大多喜町)


キヨスミイボタ-花

花序は4-7cm、細長い円錐花序。花序の軸は有毛のようです。
(2018.5 千葉県君津市)

キヨスミイボタ-花2

オオバイボタに比して雄しべが少し短い。葯は飛び出しますが、
花糸はほとんど見えない。(2018.5 千葉県君津市)

キヨスミイボタ-葉

葉は広卵形~卵状楕円形。枝は有毛。
(2018.5 千葉県君津市)

キヨズミイボタ-葉2

葉裏は有毛。
(2020.6 千葉県大多喜町)