トウネズミモチ Ligustrum lucidum


トウネズミモチ

分類
モクセイ科 イボタノキ属
植生環境
開花時期
6-7月  
地域
外来種 (中国原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
人家近くに逸出したものが見られます。
丈は10-15mの落葉小高木。樹皮には皮目が多い。
葉は6-12cmの卵状楕円形で先は長く尖り、全縁、厚い革質、葉裏は淡緑色。
花は10-20cmの円錐花序に多数付き、花冠は長さ3-4mmと短く、先は4裂し、裂片は平開します。雄しべは2個で花冠から突き出ます。
備考
エングラー : モクセイ科
類似種
ネズミモチ : 花序は本種より小さく、花冠は長さ5-6mmと少し長い。葉は楕円形で先は短く尖る。
撮影地
2020.7 千葉市

トウネズミモチ

植栽されることも多いですが、逸失もとても多く、この時期とても目立ちます。花は枝先から大きな円錐状に多数付く。花期はネズミモチより少し遅いような気がする。 (2018.7 千葉市)

トウネズミモチ

花冠は長さ3-4mmとネズミモチより短い。花冠は4裂、おしべは2で長く飛び出る。 (2018.6 千葉市)

トウネズミモチ

葉はネズミモチより大きく、卵状楕円形で鋭頭、全縁、革質、光沢が見られます。 (2018.6 千葉市)