チャノキ Camellia sinensis

2023.10.17 更新

チャノキ

分類
ツバキ科 ツバキ属
植生環境
開花時期
10-11月 林縁など
地域
外来種 (中国原産)
特記
 -
特徴
言わずと知れた、お茶の葉を採る木。古い時代の帰化種。
中国では丈は4-5mになりますが、日本では、2mほど。本年枝は淡褐色で短毛がある。葉は5-9cmの楕円形で、先端は鈍頭、基部はくさび形、波状の細かな鋸歯が見られます。
花は径2-3cm、下向きに咲き、花弁は5-7個でほぼ円形、先が少し凹みます。雄しべは多数、花柱は3裂、萼は5-6個。果実は径1.5-2cm、熟すと3裂します。種子はほぼ球形。
備考
エングラー : ツバキ科
類似種
 
撮影地
2021.10 千葉県君津市  他

チャノキ

花は上部の葉の腋から伸びる1cmほどの柄の先に付く。 (2022.10 千葉県山武市)


チャノキ

花は径2-3cm、下向に咲き、多数の雄しべに対して、花弁は小さく見えました。 (2021.10 千葉県君津市)


チャノキ

果実は3稜があるゆがんだ球形で径10mm、熟すと稜で3裂する。 (2017.10 / 2023.10 千葉市)


チャノキ

葉は楕円形、光沢があり、先端は鈍頭、基部はくさび形、波状の細かな鋸歯がある。 (2017.11 千葉市)