ウンリュウヤナギ

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ヤナギ科 Salicaceae
シダレヤナギの変種・ペキンヤナギの園芸品種。逸出しています。
20mほどになる落葉高木。雌雄別株。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入り、枝はよじれるように曲がりくねります。新枝は緑色。
葉は5-10cmの広線形~狭披針形で、縁は波立ち、細かな鋸歯が見られます。
花は葉の展開と同時に咲き、雌花序は2-2.5cmほど、雄花序は2.5-3cmほど、雄花の雄しべは2、雌花の子房は無毛。
母種のペキンヤナギは枝がよじれ曲がらない。

 

2018.4.15 作成
  • 全体
  • 全体2
  • 葉2
  • 枝2

ウンリュウヤナギ-全体

枯れ野状態の荒れた川岸に1本ドーンとあって、目立っていました。雌株でした。植栽されたものが多いようですが、容易に自生と判断されました。(2018.4 茨城県 旧・山方町)

ウンリュウヤナギ-全体2

枝がくねくねと曲がっています。
(2018.4 茨城県 旧・山方町)

ウンリュウヤナギ-花

雌花。
(2018.4 茨城県 旧・山方町)

ウンリュウヤナギ-葉

葉は狭長楕円形でしたが、出始めの葉で、この後に出る葉は広線形。(枝2参照)
縁には浅い鋸歯が見られました。(2018.4 茨城県 旧・山方町)

アンリュウヤナギ-葉2

葉裏は白い。
(2018.4 茨城県 旧・山方町)

ウンリュウヤナギ-枝

枝は緑色を帯びています。
(2018.4 茨城県 旧・山方町)

ウンリュウヤナギ-枝2

前年枝は褐色でした。
(2018.4 茨城県 旧・山方町)