2013年1月-2月 「花」がないので、しばらくは「近所の鳥」です

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
2.28 芦原に出てきたコゲラ  

2月中旬にひいた風邪がすっかり長引いてしまって、やっと暖かくなってきたので、もう大丈夫かなと思いしばらくぶりにお散歩しました。

コゲラが芦原に出てきていました。なぜかはわかりませんが、春になると芦をつつく姿をよく見るようになります。もともと近づいても逃げない鳥で、今回もせいぜい5mほど、確実に私に気づいているのですが、こちらを見ても気にする様子もなく、ひたすら芦をつつき続けていました。

ほかの鳥でもあるのかもしれませんが、コゲラは両足をそろえるのではなく、大抵写真のように芦を抱きかかえるように握っています。たぶん体を大きく後ろうそらしてつつくためなのでしょう。手を少し緩めてスッとそのまま下がったり、勢いつけて上がったり・・・器用なこともしていました。

   
2.13 やっと出会えたベニマシコ  

声はすれど姿は見えず・・・寒い間は毎年こんな感じで、暖かくなり始めると姿を見せるのですが、今年もそろそろかなと思って出かけてみたら、案の定、お出ましでした。

警戒心の強い鳥なので、人が近づくと人との間に木の枝などを挟む位置取りをすることが多いのですが、今日はセイタカアワダチソウの実のお食事中で隠れる木などありませんでしたので、こちらを警戒しつつもそのままいてくれました。

今年はベニマシコは多く、ここでもある程度の数が目撃されているそうなので、これからはちょくちょく会えることを期待したいと思います。

ベニマシコのページ

   
2.3 顔見知りのシロハラ  

よく歩く小径の同じ場所に、いつもシロハラがいます。おそらく同じシロハラ、いつも枯れ葉をほじくっていて、私が行くと数m逃げますが、通って少しすると戻っていて、帰りにまた同じ所で出会います。顔見知りになりそうな勢いで、逃げる距離が少しずつ短くなっているような・・・、気のせいでしょうか。

2月3日立春、ちょうどサイト開設1年がたちました。冬の間は何もないので、鳥の写真をアップさせて頂くことにしました。
とはいえ、鳥は詳しいわけでもなく、冬の間の運動不足解消のために近所で撮影している程度ですから、珍しい鳥はありません。望遠レンズも苦手なので、手ぶれやピントの合わないもの続出ですが、よろしければご覧下さい。

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1.24 ジョウビタキのメスはめちゃめちゃかわいい  

綺麗な鳥はいろいろいるけれど、かわいさならジョウビタキのメスがピカいち。体に比して大きくてまん丸い目、プックリしたお腹、ちっちゃな嘴、細い足・・・みんなかわいい・・・いろいろな表情を見せてくれるし、羽が揃わずに少し浮いてしまうあたり、無垢な子供みたい。

でも、可愛い顔して、愛嬌ふりまいているけれど、遠くシベリアから自力で遙々やってきているわけですから、すごい奴なんですよね。
もし私が、「春になったらシベリアまで歩け」と言われてがんばったとしても、いったいいつ着くのだろう・・・。この小さな体に私を圧倒するパワーと能力を秘めているわけですから、かわいいだけじゃない、「実力派アイドル」なんですね。

ジョウビタキのページ

   
1.19 さすがに寒そうなモズ  

先日の雪はコチコチに氷って一向に消えず、相変わらず長靴はかないと歩けない川沿いの小径を、夕方、鳥を探して歩いて見ました。予想以上に北風が強くて寒く、1時間もしないうちに私はギブアップ・・・引き返しがてらふとみたら・・・。

いつもは胸張って威張って、木の枝から下をにらみつけているモズのオスが、風の陰になるところで寒そうに縮こまっていました。元気がなく表情もさえません。エサ場が雪で埋もれたままで充分取れていないのかもしれない。ちょっと可哀想です。

野性で生きていくということは、様々な自然現象に身ひとつで耐えていくということ。このモズもきっとこの程度は承知済み、明日は元気に威張ってくれるでしょう。

モズのページ

   
1.16 アカゲラも来てくれた  

何年かぶりにアカゲラが、しかもペアで来てくれました。

地元のご婦人から情報は頂いていましたが、簡単には見つからないだろうと思っていましたが、雪が積もってくれたおかげで人がほとんど行かなくなった方の森に行ってみたら・・・。
探し始めてすぐに、高さわずか3mくらいのところで、一心にエサを探しているメスのアカゲラを見つけてしまいました。しかも、私が気づいたのは5mくらい手前。もうびっくりです。

こんなに近づいて大丈夫なのかとも思いましたが、彼女は一向に気にする様子もなく、しばらくおつきあいしてくれました。いろいろなポーズも取ってくれて、望遠が苦手な私でも、綺麗に撮影出来ました。今度はオスも探してみたいと思いました。

アカゲラのページ

   
1.16 ヤマガラはちょっと不細工  

ヤマガラには失礼だとは思いますが、嘴の下が黒くて無精ひげをはやしたオヤジのように見えて仕方がありません。目の上が黒くて目が目立たないのもかわいらしさを大きく減じているような気がします。

本来赤い胸と腹はよく目立ち、遠目ではかわいらしそうな感じですが、側で見ると、ウーン・・・おやじがやたら若作りにオシャレしても、傍からはあまり好感をもたれないのと一緒で、何かチグハグな感じ。ひげを剃るか、着替えられるものなら着替えさせてあげたい雰囲気です。

そう思っているのは私だけ・・・???

ヤマガラのページ

   
1.15 千葉にだって雪は降る  

御無沙汰いたしました。

花の撮影は「冬眠中」、一度出かけなくなると出不精になるのが悪い癖で、ここ2カ月、自宅に籠もりっぱなしで運動不足甚だしく、てきめんに太ってきました(2カ月でプラス4kg)。 これはまずい、そろそろ動き始めようと、普段使わない300mmの望遠レンズを付けて、近所で見られる鳥などを撮ってきました。

東京は雪でも、ここ、千葉は雨のことが多いのですが、1月14日、久々に5cmほどの雪が積もりました。ベチョベチョの雪は翌朝見事に氷って、普通ならば半日で消えるはずが、夕方になっても休耕田の湿地はまだ一面に雪が残っていました。

チュウサギでしょうか、普段ならばじっとして獲物を狙っていますが、今日はなかなか見つからないようで、あっちこっちとウロウロ歩き回るばかり。雪が浮いている水面がとっても冷たそうです。(千葉とは思えない光景でしょう。)

ジョウビタキも普段のエサ場は雪の下。仕方なく・・・なのか、滅多に見ない小川のほとりにおりてきて、カワセミが留まりそうな所をを陣取っていました。「常夏の千葉まで来たのに、何で雪なんだよ!」とちょっと恨めしそう。

この近所には鳥好きの方が喜ばれるような珍しい鳥はいませんが、冬は50種以上の鳥がやってくるので、お見せ出来る程度に撮影できましたらアップさせて頂きたいと思います。3月以降は再び植物に戻りますので、花好きの方はそれまではご容赦ください。