2014年2月

 
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※ 日付はいずれも撮影日です。アップは不定期に行っています。
   
2.28 春はツクシ・・・  
ツクシ

いよいよ3月、春です。

カレンダーにあわせたかのように、ツクシが沢山顔を出し始めました。まだご覧の状態で1cmくらいですが、頭の部分が見えて、胞子が顔を覗かせているものもありました。(カーソルを写真にあわせるともう1枚見ていただけます)

ツクシで思い出すのは、以前、母にダマされて醤油で煮込んで佃煮にしたことがありました。鞘の部分は取り除いたのですが、ほとんど味もなく、胞子の食感がざらざらしていて、あまりいけたものではありませんでした。食べられると書いてある図鑑もあるそうですが、あまりお勧めできるようには思いません。もっと他に良い調理法があるのでしょうか?

もっとも、これからもっと美味しい山菜が次々芽吹きますから、ツクシに拘る必要もないですね。

   
2.28 テントウムシ 今度は逃げられずに撮れました  
ナナホシテントウ

だんだん暖かくなってきて、テントウムシもまた見つけました。虫だけでなく、散歩する人も増え始めました。

でも、暖かくなってくると・・・。マスク姿の人、増えました。私も最近になってやや花粉症気味、でも症状は軽いみたいで、突然鼻水が出たりすることはありますが、どうせ冬山ではいつも鼻水垂らして歩いているので、その延長みたいなもの。 あんまり気にしてません。

でも今年はPM2.5もある。雨が降れば地上に落ちて濃度は下がるかもしれないけれど、その雨は酸性雨。常態化すると植生に広い範囲で影響が出るのではないかと心配です。特に山や森。樹木が枯れれば下の植物もダメになる。石灰岩地なんていずれ中和されて、伊吹山や白馬などに嫌石灰岩植物が流れこむかも・・・。遅かれ早かれこの問題は必ずクローズアップされると思うので、早くなんとかして! と思います。

   
2.26 定番・オオイヌノフグリはやっぱり綺麗  
オオイヌノフグリ

この花、どこにでもあるので興味がないと思いますが、意外と綺麗で且つ早春のイメージなので私は好きです。

実は、以前、いたずらにこの花の種を沢山庭に蒔いてみました。1年目、それはそれは綺麗で、青い絨毯にクロッカスやピンクのヒヤシンスなどがとっても映えました。2年目、これに味を占めて、鉢植えを沢山付くって壁一面にかけ、鉢からしな垂れるように作りました。何しろタダで手間無しですから、何でも出来ます。所々に赤や黄色のビオラなどを配すと、とっても良い感じでした。でも・・・3年目、収拾が付かなくなりました。(笑い)

今年も庭のオオイヌノフグリ、芝生の中で咲き始めました。
(写真は近所の道ばた)

オオイヌノフグリ のページ

   
2.26 外来種は早咲き・・・コハコベ  
コハコベ

この季節、咲くのはみんな外来種。ハコベ(ミドリハコベ)はまだ花が付いていませんが、コハコベは株が既に20cmくらいに広がるものもあって、花が咲き始めていました。

そういえば、日本の在来種、タネツケバナにしても、外来種のミチタネツケバナより遅いですし、在来タンポポもセイヨウタンポポより遅い。シソ科の花もいちばん最初はキランソウあたり。みんなあたかも桜の開花を待っているようで、桜が咲き始めると一斉に咲き出す。何でなんだろう?

写真は撮り損ないましたが、このコハコベにもうテントウムシがウロウロしてました。今日は暖かかったので、お目覚めしたみたいです。

コハコベ のページ

   
2.26 ジロボウエンゴサクが沢山芽吹いて・・・  
ジロボウエンゴサク

アオイスミレ、そろそろ蕾が見え始めたかなと思って出かけてみましたが、枯れ葉の絨毯に阻まれて見つける事が出来ませんでした。その代わり、ジロボウエンゴサクが例年以上に沢山ありました。だいぶ増えた見たいです。

この場所、日当たりの良い未舗装の農道で、脇は田んぼ、先は行き止まり。人家はなく車は全く通らず、わだちにも草が生えてます。ここにジロボウエンゴサクだけでなく、タチツボ、アオイ、コスミレなどがみんな戻ってきていて、アマナも路上に沢山咲く。セイヨウだけどタンポポもいっぱい、道ばたはフキノトウもあるしワラビも採れる。湧き水もある・・・。昔の普通の谷津田風景・・・。

もうすぐ3月、テルモスにコーヒー入れて、サンドイッチ持って、花見て日向ぼっこして・・・どうせ誰も来ないし、・・・春を早く満喫したくなりました。

ジロボウエンゴサク のページ

   
2.25 ホトケノザ、どんどん咲き出した  
ホトケノザ のページ

この時期は、ちょっとした加減で成長がだいぶ違います。日当たりの良い南東向きの田んぼ脇の土手、石垣の縁などは早いけれど、日当たりが良くても北西の冷たい風の当たる所はまだ花がありません。

コーナーを再開して約1週間、最初にアップしたのがホトケノザでしたが、南東向きの土手はもうこんな感じになっています。もうすっかり春めいた感じです。

ホトケノザ のページ

   
2.25 まだちっちゃなミチタネツケバナ  
ミチタネツケバナ

一方・・・。

ミチタネツケバナ、田んぼまわりはだいぶ咲き始めていますが、道ばたなどはまだまだこれから。写真は農道脇の草地にあったもので、日当たりは良いですが、北風が吹き抜けるようなところ。こんな所はまだほんとに株がちっちゃくて、チラホラ花が咲き始めた感じです。丈も2-3cmくらいで、まるで高山植物みたい・・・雰囲気がミヤマタネツケバナに似てませんか?

ミチタネツケバナ のページ

 

 

   
2.23 春を待つトウダイグサ  
トウダイグサ

そろそろ大きくなり始めたかな・・・と思ってトウダイグサを見に行きましたが・・・意外とまだ小さくて、茎が地を匍っている状態、全く立ち上がっていませんでした。

写真のものはまだ小さくて、株全体で直径7-8cmほどでした。例年ならばあと2週間でこれが立ち上がって、花も咲き出すはず・・・なのですが、ちょっと遅れ気味みたいです。この前の大雪で遅れたのかな?

トウダイグサ のページ

   
2.23 ヒメオドリコソウ まだちょっと寒そう  
ヒメオドリコソウ

風があまり当たらない日当たりの良い土手で、ヒメオドリコソウが咲き始めていました。でも、まだちょつと寒そう。先日の雪のせいか、全体がペシャンコに潰れていて、みんな茎が傾いた状態で咲いていました。

でも、葉の色がカラフル。いろんな色をしていて、虫もいないから虫食いもなくて綺麗、花より目立っていました。3月になれば、道ばたなどどこにでもあって、あまり見向きもされなくなってしまいますが、花がまだ僅かしかないこの時期、とっても愛おしく、健気に見えました。

ヒメオドリコソウ のページ

   
2.18 キジだらけ  
キジ

今年、あちこちでやたらキジが目に付きました。2時間ウロウロ歩いてオス3羽、メス2羽に出会いました。ある場所では、昨年5羽のヒナが全部元気に育ったりしたので、キジの数が増えた見たいです。

キジのほうも1羽あたりの場所が狭くなって、年を追うごとに人との距離が狭まって逃げなくなってきているように感じます。写真は距離7-8mほど、昔は20mくらいあっても全速力で走って逃げていたのに、このキジはこちらを気にしつつも、エサも探しながらゆっくり歩いて遠ざかっていきました。

あまり逃げ回られてもつまらないですが、ニワトリみたいに人慣れして平然とされるのも、張り合いがないですね。

 

   
2.18 フラサバソウの絨毯  
フラサバソウ

日当たりの良い水路沿いの土手の長さ約10mくらいにわたり、フラサバソウがまるで絨毯のようにびっしりとあって、花が咲き始めていました。こんなに早く咲き出すとは、今まで全く気づきませんでした。

どうやら先週の大雪より前、2月上旬くらいから咲き始めたようです。すでに花を終えたものが1茎に1つくらいずつ付いていました。

まだ1つ1つは5cmにも満たない丈ですが、今年最初の花畑、地面スレスレで撮影していると優しい花の香りが・・・。こんなに小さな花なのに・・・。秋以来、しばらくぶりの花の香りに、感覚がよみがえるような感じを覚えました。

フラサバソウ のページ

   
2.17 春の息吹が・・・  
ホトケノザ

今年の冬はあまり出かける事も出来ず、ずっと家でヌクヌク冬眠しておりました。おかけで体重が一気にプラス6kg。このままシーズンに突入したら、また膝と腰を壊すのは必定・・・と判っていても、一度家に籠もるとすっかり出不精。その上、先週は滅多に積もらない雪が40cmも積もって、その雪が消えないうちに10cm以上2回も積もって、これじゃ当分花は無理だろうと、近所の雪かきに精を出していました。

が・・・、幸か不幸か、3回目の雪(14日)の翌日は大雨で一気に雪が消え、それまで雪かきで体を久々動かしたおかけもあって、やっと私の体も春のお目覚めたみたいです。

久々にフィールドに出ると、ホトケノザとオオイヌノフグリが咲き始めていました。雪の下敷きになって潰されたように地に寝た姿でしたが、確実に春が近づいていました。

   
2.17 大雪のお見舞い申し上げます  

14日からの思わぬ大雪、私の住む千葉は翌15日に春を呼ぶ大雨になりましたが、いつもお世話になっている富士山周辺や、秩父北部の山間も大変なことになってしまって、お見舞い申し上げます。毎年4月、甲府盆地の山の斜面をピンクに染める見事な桃畑、大丈夫でしょうか?山梨は海もないし空港もないから、早く道を開けないと、重機も運び込めないし、食料も灯油もガソリンもなくなっちゃう。心配です。
行けば気さくに話し相手になってくれる秩父山奥の集落の人たち、花の時期に行けば自然豊かで良いところですが、自然が豊かということはそれだけ厳しいということの裏返し、それにしても、秩父で1mの雪はないでしょ。お年寄りが多いから大変だと思います。春は林道ズタズタで通れないところがあちこち出そう。
長野方面にスキーに行った近所のご家族も、どこかで引っかかって戻って来れないそうだし・・・。

今週また降雪があるようですが、皆様の安全と早期復旧をお祈り申し上げます。