2019年3月

 
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※ アップは不定期に行っています。

3.31 ツキミマンテマ だった  
ツキミマンテマ

港湾施設付近は外来種の宝庫。他では見られないものが時々見つかるので、まだ時期は早いかなと思いつつ、出かけてみました。
今年もさっそく変なもの発見。最初に見つけたのは、オランダミミナグサに似た変な奴。茎葉がヘラ形してて、やや大きめ。次に見つけたのはセイタカハハコグサの根生葉みたいな奴。歩道のブロックの隙間にいつぱい張り付いている。そして・・・マンテマに似たつぼみを付けているもの。

雰囲気違うけど、これ全部同じものなんじゃないかと思い、よーく観察してみると、シロバナマンテマに似ているような似てないような・・・。開花している花がないから摘んで調べようと持ち帰りました。あとで写真撮ろうとポンと一輪挿しにさして置いたら、夜中に花が咲いて、本種とわかりました。

ツキミマンテマ のページ

   
3.30 ヤマモモ の雌花を補完  
ヤマモモの雌花

木本をやるようになって2年目、草本とは勝手が全く違うので、難儀しています。今まで下見て探していたのが、上を見上げて探すだけでも違和感があるのに、手の届かないところにあってよく見えない。

そもそも私の最難関は望遠レンズ。普段は60mmマクロレンズ1本しか使わないから、撮影方法がまるっきり違う。安物の望遠レンズだし、ブレるは、焦点合わせられないやら・・・。 まさか鳥撮影するような大きなレンズや三脚は持ち歩けないし・・・。

今回は近場の公園に植栽されていたもので雌花を補完しました。手が届くところにあり、マクロが使えました。先日の館山では最後まで自生の雌株は見つけられませんでした。

ヤマモモ のページ

   
3.27 アカオニタビラコ  
アカオニタビラコ

まだあまり知られていないようですが、オニタビラコが2つに分けられました。アオオニタビラコとアカオニアビラコ。赤鬼と青鬼なんて、キジムシロ(雉)と、イヌガラシ(犬)と、サルトリイバラ(猿)が一緒にあったら、桃太郎だよなと思ったりして・・・。(おっと、肝心の桃太郎がいない・・・)

なんでも、毛の量や茎葉の大きさ、花序の分枝角度などがポイントになるようです。が、今までの写真を全部ひっくり返してみると、特に花序の分枝角度で矛盾するものが少なからずありました。身の回りに普通にある植物は、教科書通りとは限らないことも多く、交雑も十分に考えられるので、簡単ではないなと思った次第です。

アカオニタビラコ のページ

   
3.25 ヤマカガシ救出!  
ヤマカガシ

暖かくなって出てきたらしいのですが、日陰になった田んぼ脇の土手で動かなくなっていました。まだ若い、長さ30cmにも満たない小さな子供のヤマカガシ。つっついても反応がすこぶる鈍い・・・「ボクちゃんねむ~い」という感じ。どうやら冬眠から覚めたばかりで、”低体温症”みたい。

毒ヘビだけど、子供だし、ニョロニョロ動かれると気色悪いけど、じっとしてればクリッとして目がかわいい・・・ということで、木の枝ですくって、ブラブラぶら下げて日当たりのすこぶる良い所に移動してあげました。その間、全く抵抗なし、されるがまま。1時間もすれば、目も覚めるでしょ! 元気になったらカエルでも食べてね。

   
3.25 センボンヤリ 咲き始め  
センボンヤリ

今日、市内でサクラ初見。千葉は東京より暖かいはずだけど、毎年2-3日遅れます。昨日、妻と娘が公園に花見に行ったら1個も咲いてなかったとボヤいてました。普段の行いの良い私は、ちゃんと見れた。

3月15日に芽だしを確認したセンボンヤリ、その時はまだ葉も展開していなかったのに、あれから10日、2株の開花を確認しました。ただし、ホントに今日、開花したようで、舌状花はまだ平開していませんでした。近くで、ホタルカズラの小さな花芽も確認しました。

いよいよ春本番。

センボホンヤリ のページ

 

   
3.22 よっぽど見なかったことに・・・・ミミナグサ  
ミミナグサ

永年、ミミナグサと思っていた群落が近所にあります。が、他のあちこちで見ているので、今まで一度もきちんと観察していませんでした。

今回撮影してみると・・・花弁の切れ込みのほとんどない株が多数あることがわかりました。切れ込みのあるものも非常に浅い。それに・・・、3月に咲くだろうか・・・と・・・。ミミナグサはオランダミミナグサの1カ月遅れじゃなかったっけ・・・。

私の結論は、やっぱりミミナグサ・・・ということに。他に該当する種はないし、他の特徴点はミミナグサそのもの。ホント、こういうのがあると悩むから嫌なんだけど・・・。でも、「見なかったことにする」という奥の手は今回は使わなかった。

ミミナグサ のページ

   
3.16 ノヂシャはサラダではいまいちでした  

今日は風は少し冷たいけど、日差しは春、3才になる孫娘とお散歩です。孫娘に「爺ちゃん」と呼ぶなといったら、いつの間にか「パパ」になった。つまり、孫娘にはパパが二人いる。

まだ花は少ないので、今日は食べられるもの探し。フキノトウはもう終わりで、今はセリのシーズン、先日はアザミの根生葉を天ぷらにして食べたし、カンゾウも酢味噌で合えたし・・・。今日のおかずはノヂシャ・・・今まで食べたことがない。

アクが全くないのでサラダで生食。食べはじめは良かったのですが、他の山菜にはない独特のクセがだんだん気になりだして・・・。後味が微妙!。ついにはこりゃアカンということに。どおりで、道端に青い花がいっぱい咲くわけだ・・・だれも食べないから・・・。 (写真はつくしんぼう・・・これも食べられる)

ノヂシャ のページ

   
3.14 ヒマじゃなければ探さない ヒナワチガイソウ  
ソナワチガイソウ

花が咲いていたって、多くの人は気づかないのに、その芽出しともなれば、もう阿呆の世界。ま、この時期、そんなにやることもないし、せっかくだから、「ヒナワチガイソウ探しゲーム!」

意外にも、大きいものは丈は2cmになってました。まだ小さいながらも花芽も確認できました。 (な~んだ、つまんない。(笑い))

探している間、数人が匍いつくばってる私の背後を通りましたが、だれからも声はかけられず・・・。多分、「君子危うきに近寄らず」。そうだよね。こんなこと、バカじゃなきゃやらないもんね。

ヒナワチガイソウ のページ