APG 千葉市近郊の植物 5

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月、適地は千葉市内で記述しています。



イチヤクソウ科
イチヤクソウ
6月 林内
葉は広楕円形で柄があり、しばしば斑があります。多くは花茎は15-20cm、花は下向きに咲きます。

 
 





イヌサフラン科
ホウチャクソウ
4月 明るい林内
よく群生します。茎の上部で2-3に分枝し、それぞれ2個ずつ花を付けます。花は長さ25-30mm。

 
  チゴユリ
4月 明るい林内
丈は多くは30cmまで、ほとんど分枝せず、枝先に1-2輪3cmの花を付けます。ごく希に、丈が大きく、上部で2-3分枝するエダウチチゴユリの型もある。

ウコギ科
ヤマウコギ
5月 林縁 林内
落葉低木。葉は掌状複葉で5小葉からなり、頂小葉が大きい。小葉葉裏の脈腋にある薄い膜が目立ちます。花は2-2.5cmほどの散形花序に付く。
 
  オカウコギ
5月 林縁 林内
落葉低木で、葉は5小葉の掌状複葉、小葉はヤマウコギより小さく、葉裏脈上に立毛が見られる。花は2cmほどの散形花序に付く。
       
  タラノキ    
  カクレミノ
       
ヤツデ  
  キヅタ
10月 林縁
常緑のツル性植物で、林縁の木々の幹などに匍い上がっています。葉は3-5角状、花は3cmほどの散形花序に付く。
       
セイヨウキヅタ
林内 -外来種-
ツル性の木本。葉は掌状に3~5中~浅裂し、脈が白くなるものが多い。

 
  チドメグサ
6-9月 道ばた 林内 公園
葉は1-1.5cmの円心形で裂け方は浅い。花序は葉よりも下か同じ高さで咲きます。

         
ノチドメ
6-7月 休耕田
葉は径2-3cmの円心形で5中~浅裂。両面に毛があります。花序は柄が短く、葉と同じ高さか、やや下で咲きます。
 
  オオチドメ
6-7月 休耕田
葉は径2-3cmの円心形で5浅裂。花序の柄は長く、葉よりも上で咲きます。


ウマノスズクサ科
ウマノスズクサ
5-6月 林縁
ツル性植物。葉は三角状で先は丸く、基部両側は耳状。花は3-4cmのラッパ型で少し上側に反り返る。

 
 





ウリ科
アレチウリ
8-9月 河原 荒れ地 -特定外来生物
ツル性植物。荒れ地を覆うように拡がる嫌われ者。葉は円心形で5-7浅裂、ツルは3分岐。雌花花序が先に咲き、雄花花序は遅れて咲きます。
 
  カラスウリ
8-9月 林縁
雌雄別株のツル性植物。葉は卵心形で3-5裂。雌花は夜に開花し、裂片の先が長く糸状。若い果実にはスイカ状の縞模様、熟すとおなじみの姿。
         
スズメウリ
8-9月 水辺
ツル性植物。葉は卵心形~三角状、雄花は6-7mmで雌花は少し小さい。果実は径6-7mmで白く熟します。
 
  アマチャヅル
8-9月 林内
ツル性植物。雌雄異株。葉は鳥足状の複葉で、ふつう5小葉、中央の小葉が一番大きい。花はまばらな円錐花で小さく、目立たない。

ウルシ科
ヤマウルシ
5月 林縁
落葉低木。葉は20-40cmほどの奇数羽状複葉、小葉は4-8対。花は円錐花序に多数付きます。樹液に触れるとかぶれます。
 
  ツタウルシ
4月 明るい林内 林縁
紅葉が美しいことで知られるツル性の植物。葉は3出複葉複葉、頂小葉がやや大きい。花は総状に付きます。かぶれに注意。

エゴノキ科
エゴノキ
5月 田んぼの林縁に多い
落葉小高木。花が総状に1-6個ずつ垂れ下がります。花冠は2.5cmで5深裂。
 
 





オシロイバナ科
オシロイバナ
7-10月 道ばた 宅地の近く -園芸逸出帰化-
江戸時代以来のおなじみの園芸種。植えられることは減り、最近は逸出で見るほうが多いと感じます。

 
 




オトギリソウ科
オトギリソウ
7-8月 草地
葉の縁に黒点があり、面にも黒点が見られます。花弁や萼にも黒線や黒点がある。葉は茎を抱きます。

 
  コケオトギリ
7-9月 田んぼまわり
丈が10-20cmくらいの小さなオトギリソウ。花も小さく5mmほど。午後は花が閉じます。

         
  ヒメオトギリ    
   

オモダカ科
オモダカ
8-10月 田んぼ 休耕田
葉が矢尻形で、普通、下2裂側が長い。花は3つずつ数段付き、下部に雌花、上部に雄花が付きます。

 
  ヘラオモダカ
8-9月 田んぼ 休耕田
見られるものの多くは丈は50cm前後、枝が3or6輪生を繰り返し、枝先に6-7mmの花を付けます。