ハナナ Brassica rapa var. amplexicaulis


ハナナ

分類
アブラナ科 アブラナ属
植生環境
開花時期
1-4月 畑 道路際
地域
全国 (栽培逸失)
特記
 -
特徴
広義ハクサイの一種で関東ではナバナとも呼ばれる。栽培の盛んな南房では多く逸失しています。
(観察による記述)
葉は球状にならず、丈は1m以上になり、下部の葉は広倒卵形で厚みがあって縮緬状のシワがあり、基部は上部の葉も茎を深く抱き込みます。
花は径1.5cmほどでまとまって付きます。果実は線形で茎から離れて付き、先端に10mmほどの花柱が残ります。
付記
「ナバナ」の名は全国的にはアブラナ属全般を指しますが、関東では食用として用いられるアブラナ属を「なばな」の名で呼ぶことが多く、多くは本種を指す。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
 
撮影地
2017.3 千葉県館山市

ハナナ

花径は約1.5cmほどで、セイヨウアブラナと同じくらい。 (2017.3 千葉県館山市)


ハナナ

下部の葉の形は縮れて縮緬状、「広倒卵形」が近いように感じました。 (2017.3 千葉県館山市)