ケカキネガラシ (カキネガラシ) Sisymbrium officinale var. officinale


ケカキネガラシ

分類
アブラナ科 カキネガラシ属
植生環境
開花時期
4-6月 草地 道ばた 荒れ地
地域
外来種 (欧州・西アジア原産)
特記
 -
特徴
針金細工のような面白い姿をしています。
丈は15-80cm、茎には毛が多く見られます、葉は羽状深裂し、裂片は更に浅裂します。上部の茎葉は小さくて目立たない。主茎はしっかりと立ち、葉腋からよく分枝します。側枝は始め横に伸び、途中から上向きに方向を変えて伸びます。
花は小さく、花弁は3-4mm、萼に長毛がある。果実は10-15mmの長角果で毛が見られ、茎に接して付きます。
付記 (広義) カキネガラシ S. officinale はハマカキネガラシを含みます。
備考
エングラー : アブラナ科
類似種
ハマカキネガラシ : 茎の毛は少なく、果実は無毛。
撮影地
2015.4 千葉県松戸市

ケカキネガラシ

側枝は広角度出出て、先は上を向きます。 (2015.4 千葉県松戸市)


ケカキネガラシ

花柄や上部の茎には毛が密に見られます。萼にも毛がありますがハマカキネガラシにもある。 (2015.4 千葉県松戸市)


ケカキネガラシ

葉は羽状に深裂し、更に裂けます。茎の毛は上部に比べて少ないですが、葉裏脈上などに毛が多い。 (2015.4 千葉県松戸市)