アカザ

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ヒユ科 Amaranthaceae
アカザ科 Chenopodiaceae
科名にもなっている種にもかかわらず、シロザの変種。
丈は40-100cm、葉はシロザより大きくて薄く、三角状卵形~卵形で縁に鋭い歯牙があり、先は尖ります。若い葉や葉裏に粉状物が付いていて、若い葉の葉表の粉状物は一部が赤く、そこだけ葉が赤く見えます。
花序は茎頂又は葉腋に束生して付き、円錐状の花序となります。

 

2016.12.21 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 葉2
  • 葉3
  • 葉4
  • 葉5
  • 実2

アカザ-全体

畑の脇などで時々見かけます。
(2010.6 千葉市)

アカザ-全体2

(2015.7 秋田県能代市)


アカザ-全体3

花期になると、シロザと見分けにくい。写真のものは春に本種と確認しているもの。
(2016.9 千葉市)

アカザ-葉

シロザより葉は大きい。
(2007.6 礼文)

アカザ-葉

葉は白い粉を吹いていて、新葉は赤みを帯びます。
(2015.7 秋田県能代市)

アカザ-葉3

若い葉は赤い粉状物に全面が覆われていて、赤く見えていますが、粉状物の赤味は
次第に薄れて取れていくと、葉表本来の緑色になるようです。(2014.5 茨城県阿見町)

アカザ-葉3

葉裏の粉状物。粉状物が取れた下は普通の緑色をしている。
(2015.7 秋田県能代市)

アカザ-葉5

葉が大きくなってくると、粉状物の赤味がなくなり、さらに取れて行く。
(2015.7 秋田県能代市)

アカザ-実

丈はシロザ同様1.5mほどになります。
(2011.11 千葉市)

アカザ-実2

(2011.11 千葉市)


アカザ-春

(2016.4 千葉市)