ハママツナ Suaeda maritima subsp. asiatica


ハママツナ

分類
ヒユ科 マツナ属
植生環境
海岸
開花時期
9-10月 砂地
地域
宮城以南 以西
特記
 -
特徴
海岸の満潮時の喫水付近で見られ、丈は20-60cm、茎は基部でよく分枝して株立ち状、葉は1-4cmの線形で断面は半月形、先は鋭く尖ります。秋には赤く紅葉します。
花は葉腋に1-5個まとまって付き、花弁はなく、萼は5深裂し裂片は卵形、中央の稜があります。
備考
エングラー : アカザ科
類似種
マツナ : 丈は0.4-1mと大きく、葉の先の尖りは鈍い。本種より少し陸側で見られる。
撮影地
2016.6 千葉県木更津市  他

ハママツナ

マツナに似ますが、マツナの群落と隣接してより喫水側で見られます。丈が明らかに低く、株立ち状になる。 (2015.10 千葉県木更津市)

ハママツナ

果期。 (2015.10 千葉県木更津市)

ハママツナ

葉の先端が尖るところがマツナとの違いです。茎は下部まで緑色で、下部でよく分枝します。 (2016.6 千葉県木更津市)