ホコガタアカザ Atriplex prostrata

2022.10.20 更新

ホコガタアカザ

分類
ヒユ科 ハマアカザ属
植生環境
海岸 里
開花時期
9-11月 荒れ地 道ばた 砂浜
地域
外来種 (欧州原産)
特記
生態系被害防止外来種リスト掲載種
特徴
丈は20-60cm、葉が三角状ほこ形で耳がやや張り出しているのが特徴です。質は薄い。上部の葉も三角状で披針形にはほとんどならず、切れ込みもほぼないところがハマアカザとの違いのようです。
花は葉腋から伸びる花序に雄花と雌花がまとまって付き、果実は三角形の2枚の苞に挟まれています。
備考
エングラー : アカザ科
類似種
ハマアカザ : 葉は三角状卵形~長卵形、上向きの側片があり、やや厚い。
撮影地
2020.10 千葉県館山市  他

ホコガタアカザ

海岸だけでなく、岩場や市街地のコンクリートの隙間などでも見られます。 (2010.10 千葉県館山市)

ホコガタアカザ

雄花が開花中。 (2015.8 青森県外ヶ浜町)

ホコガタアカザ

果実は三角形の2つの苞に挟まれています。 (2020.10 千葉県館山市)

ホコガタアカザ

葉は三角形~三角状卵形、耳が少しだけ張り出しています。若い葉には葉表に粉状物が付着しています。 (2016.6 千葉県館山市)