ヒオウギアヤメ Iris setosa var. setosa


ヒオウギアヤメ

分類
アヤメ科 アヤメ属
植生環境
山地 亜高山
開花時期
6-8月 湿原
地域
中部以北
特記
 -
特徴
アヤメに似ていますが、シンプルなイメージです。
アヤメより葉の幅が広く1.5-3cm。外花被片はアヤメとよく似て爪部に黄色と紫も繊細な模様がありますが、内花披片は1cm前後と小さくて平開し、花弁化している花柱上部の裂片のほうが目立ちます。内花被片の先端は芒状に尖ります。
備考
エングラー : アヤメ科
類似種
ナスヒオウギアヤメ : 内花被片の一部がくびれて先が尖るもの
キリガミネヒオウギアヤメ : 内花被片がヘラ形で先が凹んで、そこから芒状の突起が出るもの (未掲載)
アヤメ : 内花被片が大きく、直立
撮影地
2007.7 北海道礼文町  他

ヒオウギアヤメ

アヤメに似ていますが山地帯上部~亜高山帯で見られます。 (2009.6 群馬県)


ヒオウギアヤメ

内花被片は、外花被片の内側基部付近に爪楊枝状に白くちらっと見えているもの(矢印)です。外花被片の上に花弁のように見えるものは3裂した花柱です。 (2009.6 群馬県)