オニシモツケ

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バラ科 Rosaceae
丈は1-2m、茎には稜があり、毛が見られます。葉は羽状複葉で、頂小葉は大きく、15-25cmの円形~扁円形で、掌状に3-5中裂し基部は心形、縁に重鋸歯が見られます。側小葉は小さく、数対。
花は散房状に付き、花径6-8mmで、花序には短毛が密生します。
茎の毛が目立たないものはウスゲオニシモツケ(f. pilosa)、毛のないものはケナシオニシモツケ( f. glabra)と呼ばれることもあるが、区別しない。

 

2019.7.13 更新
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  • 茎・托葉
  • ケナシオニシモツケ

オニシモツケ-全体

域内はウスゲオニシミツケが多く、本種のほうが少ないような気がします。
(2015.6 岩手県岩泉町)

オニシモツケ-全体

(2007.6 北海道礼文)


オニシモツケ-全体3

(2018.7 北ア・八方尾根)


オニシモツケ-全体4

(2019.7 岩手県岩泉町)


オニシモツケ-花

(2007.6 北海道礼文)


オニシモツケ-花2

(2007.6 北海道礼文)


オニシモツケ-実

(2015.6 岩手県岩泉町)


オニシモツケ-葉

頂小葉は裂け方のやや浅いものもあります。
(2007.6 北海道礼文)

オニシモツケ-葉2

葉柄状に付いている小さな片は側小葉。
(2018.7 北ア・八方尾根)

オニシモツケ-茎・托葉

茎の毛は多く、肉眼でも確認できます。
(2010.7 群馬県尾瀬)

ケナシオニシモツケ-茎

茎に毛のないものはケナシオニシモツケと呼ばれますが、分けない。
(2015.7 長野県白馬村)