エゾツルキンバイ Argentina anserina


エゾツルキンバイ

分類
バラ科 エゾツルキンバイ属
植生環境
海岸
開花時期
6-7月 草地
地域
東北以北
特記
 -
特徴
北地の海岸で見られる花。
細い走出枝を伸ばし、節から根を張って広がります。葉は全て根生で長柄があり羽状複葉、小葉は9-19枚で2-5cm、小片が混じります。小葉は長楕円形で鋸歯があり、葉裏は綿毛でまっ白。
花は長柄柄の先に1つ付き径2-3cm、萼は長楕円形で長毛があり、副萼片は小さい。
異論
従来見解に従えばキジムシロ属 Potentilla
また、北米のものと異なるという見解もあり、その場合は ssp. pacifica となる。
備考
エングラー : バラ科
近似種
ヒロハノカワラサイコ : 茎が地を匍い、茎葉が付く。走出枝は出さない。
撮影地
2016.6 青森県六ヶ所村

エゾツルキンバイ

茎がツルのようになって広がり、葉が付く所から根を出して広がっていきます。葉は全て根生。 (2012.6 青森県六ヶ所村)


エゾツルキンバイ

花は長い柄の先に1つ付き、径2-3cm、花柄には毛が多く見られます。副萼片は萼片より小さい。 (2014.7 青森県六ヶ所村)


エゾツルキンバイ

葉は全て根本に付き、奇数羽状複葉で小葉は9-19枚。 所々に小片が付きます。 葉裏ははじめ、綿毛で白い。 (2014.7 青森県六ヶ所村)