ミヤマダイコンソウ Geum calthifolium var. nipponicum


ミヤマダイコンソウ

分類
バラ科 ダイコンソウ属
植生環境
高山 亜高山
開花時期
7-8月 砂礫地
地域
中部以北 大峰山 石鎚
特記
 -
特徴
丈は10-30cm、根生葉は羽状複葉で、頂小葉は円形で大きく5-12cm、基部は心形、側小葉はごく小さい。茎葉は根生葉に比して小さく、単葉で柄がなく、茎を抱きます。
花は径2-2.5cm、副萼片は小さい。萼片、副萼片、小花柄には剛毛の他に短い軟毛が密生します。
異論
ミヤマダイコンソウ属 Parageum とする意見がある。
備考
エングラー : バラ科
近似種
 
撮影地
2008.7 秋田県駒ヶ岳  他

ミヤマダイコンソウ

大きな丸い葉が印象的ですが、これは根生葉の頂小葉、側小葉は隠れてしまってそのままではほとんど見えません。 (2013.7 長野県八ヶ岳)


ミヤマダイコンソウ

花は径2-2.5cmほど、副萼片は小さい。萼片、副萼片ともには反曲しない。小花柄とともに、剛毛と短い軟毛が見られます。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)


ミヤマダイコンソウ

目立つ葉は根生葉の頂小葉で、円形で5-12cmほどある。 (2018.7 中ア・木曽駒ケ岳)


ミヤマダイコンソウ

側小葉(矢印)はごく小さく、普通に見ると気づかないほど。