ハチジョウクサイチゴ (ニシムラキイチゴ) Rubus nishimuranus 


ハチジョウクサイチゴ

分類
バラ科 キイチゴ属
植生環境
海岸
開花時期
3-5月 草地
地域
関東南部 伊豆諸島 四国 九州
特記
 -
特徴
クサイチゴとカジイチゴの交雑起源と考えられている種。
丈は30-60cm、葉はふつう3出複葉で頂小葉は卵状長楕円形~卵状披針形、鋭尖頭、縁に重鋸歯があるが、しばしば3深裂の単葉になる。
花は1-3個が頂生し、径3-4cm、柄に軟毛と腺毛がある。萼片は狭卵形で鋭尖頭。果実はカジイチゴに似て黄橙色に熟すが稔性は良くない。
付記
日本の野生植物では、「ニシムラキイチゴ」の名で記載されている。
備考
エングラー : バラ科
類似種
カジイチゴ : 葉は掌状3-7裂、花は径3-4cm。
クサイチゴ : 葉は羽状複葉で3~5小葉、花は径4cm。
撮影地
2007.4 千葉県勝浦市