イワベンケイ Rhodiola rosea


イワベンケイ

分類
ベンケイソウ科 イワベンケイ属
植生環境
高山
開花時期
7-8月 風衝地の岩場 乾いた草地
地域
中部以北
特記
 -
特徴
中部地方の高山で多く見られます。雌雄異株。
丈は10-30cm、多数の茎を立ち上げます。葉は長さ1-4cmで形は変化が多く、先は鋭頭~鈍頭、先端部近くに鋸歯があるか全縁、無柄。雄株では上部の葉が、雌株では下部の葉が大きくなります。
花は茎頂に密な散房状に付き、4-5数性で、雄花の花弁は線形~長楕円形、雌花の花弁は萼片より短い。裂開前の葯は黄橙色。苞はないか少数。
備考
エングラー : ベンケイソウ科
類似種
ホソバイワベンケイ : 葉は鈍頭で先端から2/3くらいまで鋸歯がある。
撮影地
2011.7 南ア・北岳  他

イワベンケイ

雌雄別株。写真は雄株で雌株は少し地味。 (2010.6 岩手県早池峰山)


イワベンケイ

雄株。雄花の花弁は萼より長く、雌花は短い。葉は長楕円形~長倒卵形で、全縁か、先端部にのみ鋸歯があります。 (2008.7 北ア・白馬岳)