ショウドシマベンケイソウ (チチブベンケイ)
Hylotelephium verticillatum var. lithophilos


ショウドシマベンケイソウ

分類
ベンケイソウ科 ムラサキベンケイソウ属
植生環境
山地
開花時期
10月 岩場
地域
全国
特記
 -
特徴
丈は20-35cmほど、株立ちになり、最上部以外ではほとんど分枝しません。葉は披針形で縁には粗い鋸歯があります。葉腋や根茎などにむかごが付く。
花は枝先に集散状に付き、花弁5は斜開、雄しべ10、5心皮。花がむかごに置き換わることもあります。
付記
従来チチブベンケイと呼ばれていましたが、近年はショウドシマベンケイソウのsynonymとされています。
備考
エングラー : ベンケイソウ科
近似種
ミツバベンケイソウ : 花序や根茎にはむかごは付かない。
撮影地
2017.10 長野県

ショウドシマベンケイソウ

いろいろな所にむかごが付くのが最大の特徴。コモチミツバベンケイソウも葉腋に珠芽が付くが、全体の印象はだいぶ違う。 (2017.10 長野県)


ショウドシマベンケイソウ

花の一部がむかごに置き換わっています。 (2017.10 長野県)


ショウドシマベンケイソウ

花序の大部分が珠芽に置き換わったと思われるもの。この型をコフクベンケイ (f. polycarpus) と分ける考え方もあります。 (2018.10 長野県)


ショウドシマベンケイソウ

花序のむかご。 (2017.10 長野県)


ショウドシマベンケイソウ

葉はミツバベヘンケイソウとほとんど一緒ですが、基部にむかごが付きます。 (2017.10 長野県)