シタキソウ Jasminanthes mucronata


シタキソウ

分類
キョウチクトウ科 シタキソウ属
植生環境
山地
開花時期
6-7月 海岸近くの林内
地域
千葉以西の太平洋側
特記
 -
特徴
常緑のツル性植物。
茎は長く伸び、2列の毛があり、下部は木質化します。葉は対生し、厚みがありますが柔らかく、6-17cmの卵形~円状楕円形、先はツンと尖り、基部は心形、1.5-3cmの柄があります。
花は葉腋から出る集散花序に2-3個付き、花冠ははじめ漏斗状、花冠筒部は1.2-1.4cm、裂片は2-2.3cm。萼は5全裂し、裂片は披針形。
備考
エングラー : ガガイモ科
類似種
 
撮影地
2020.6 千葉県  他

シタキソウ

木に匍い上がって4-5mくらい上で沢山花をつけていました。白い花が良く目立ち見事でした。 (2020.6 千葉県)


シタキソウ

花は概ね径3.5-4cmくらいと大きい。完全に開くと花冠裂片は反り返り、裂片は綺麗なヒダが現れていました (側面写真は開花初期)。萼は5全裂、花冠筒部は12-14mm。 (2020.6 / 2017.6 千葉県)


シタキソウ

葉は厚みがありますが柔らかで、やや明るい緑色。形は卵形~円状楕円形で側脈が6-8対くらいあり全縁、先がツンと尖り、基部は心形、柄があります。 (2017.9 千葉県)


シタキソウ

果実は2分し長さ10-12cmと大きい。11月半ばまで観察しましたが、裂開しなかった。 (2017.9 千葉県)