スズサイコ Vincetoxicum pycnostelma


スズサイコ

分類
キョウチクトウ科 カモメヅル属
植生環境
開花時期
7-8月 乾いた草地
地域
全国
特記
準絶滅危惧
特徴
花は昼間は閉じてしまう上に、葉がイネ科植物のようで、草地では紛れてしまって見つけにくい植物。
丈は0.4-1m、葉は対生で短柄があり、長披針形~線状披針形で6-13cm。
花は葉腋から柄を伸ばした先のまばらな集散花序につき、長さ5-8mm、花冠は黄褐色を帯び、夕方に開花し、陽が上がると閉じます。
備考
エングラー : ガガイモ科
類似種
 
撮影地
2013.6 千葉県

スズサイコ

花は陽が上がるとみるみる閉じてしまいます。写真は開きだした状態で、曇天の夕方5時過ぎの撮影。 (2013.6 千葉県)


スズサイコ

花冠は普通、赤味を帯びますが、緑色のものもあります。中央がずい柱でまわりを爪のような副花冠が囲みます。 (2013.6 千葉県)


スズサイコ

葉は長披針形~線状長楕円形。 (2013.6 千葉県)