オオヒナノウスツボ

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ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
全国で見られる大型のヒナノウスツボ。
丈は1-1.2mほど、茎の断面は四角形で明瞭な稜があり、稜に毛が見られます。翼はない。葉はやや厚みがあり、6-10cmの長卵形~広卵形で鋸歯があり、短柄があります。
花は8-9mmで茎頂に付く円錐花序に多数付き、疎らに咲きます。花序には腺毛が見られます。萼は5裂し、裂片は卵形で先が尖ります。
同じ印象のエゾヒナノウスツボは花が1-1.5cm、萼裂片の咲きが尖らない。岩手・青森以北に分布。

 

2016.8.29 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • 葉2

オオヒナノウスツボ-全体

たいぶ草姿は乱れていましたが、よく分枝して大きく広がった立派な株でした。
(2013.9 新潟県斑尾高原)

オオヒナノウスツボ-全体2

海岸にはエゾヒナノウスツボがあり、花はとっくに終わっていましたが、わずか数kmしか
離れていない山中は本種で、まだ咲き続けていました。(2014.8 青森県深浦町)

オオヒナノウスツボ-全体3

ヒナノウスツボよりしっかりした印象です。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオヒナノウスツボ-花

3裂する下唇の中央裂片はヒナノウスツボなどりより大きく、反り返ります。萼は5裂し、
先はやや尖るところがエゾヒナノウスツボとの違い。(2013.9 新潟県斑尾高原)

オオヒナノウスツボ-花2

雄しべは4本・・・写真は1本見えていません。前に垂れているのが
雌しべ、後ろの赤く多く大きいものは仮雄しべ。(2016.8 茨城県 旧・八郷町)

オオヒナノウスツボ

花柄や花序柄には腺毛が密生します。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)

オオヒナノウスツボ-実

(2016.8 岩手県岩泉町)


オオヒナノウスツボ-葉

葉は長卵形~広卵形で縁は鋸歯、先は尖ります。
(2016.6 東京都高尾山)

オオヒナノウスツボ-葉2

葉裏脈上に毛ーが見られました。
(2016.6 東京都高尾山)

オオヒナノウスツボ-花序

茎の断面は四角形で稜があり、毛が見られます。葉柄に翼はないようです。
(2016.8 栃木県 旧・栗山村)