アゼナ Lindernia procumbens


アゼナ

分類
アゼナ科 アゼナ属
植生環境
開花時期
8-10月 田 湿ったところ
地域
東北以南
特記
 -
特徴
丈は5-20cm、葉は対生し15-25mmの卵円形~長楕円形、ほぼ全縁で、5本の平行脈が明瞭、基部が円形で茎を抱きます。
花冠は長さ約6mm、上唇は浅く2裂で小さく、下唇は深く3裂で大きい。雄しべ4本全てに葯が付くのが他のアゼナの仲間とのはっきりした違いです。萼裂片は広線形~狭長披針形。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
タケトアゼナ : 葉の縁に鋸歯があり、下側2本の雄しべに葯がない。
アメリカアゼナ : 上記に加え、葉の基部がくさび形で短柄があります。
撮影地
2007.8 千葉市  他

アゼナ

アゼナの仲間で雄しべ4本が全て完全雄しべは本種のみ。2本ずつ両脇から輪を描いてくっつくような姿になります。外来種は上側の2本(下唇側についているもの)が不完全で葯は付かず、花糸の途中まで終わり、輪を描かない。 (2007.8 / 2014.7 千葉市)


アゼナ

葉はふつう全縁。ただし、ごく小さな突起や窪みも見られることがありました。葉の基部は円形で茎を抱きます。葉脈は基部から出る5本が明瞭。柄はありません。 (2007.8 千葉市)