ゴマクサ Centranthera cochinchinensis var. lutea

2022.10.26 更新

ゴマクサ

分類
ハマウツボ科 ゴマクサ属
植生環境
開花時期
8-9月 湿った草地
地域
関東以西
特記
絶滅危惧2類
特徴
丈は10-60cm、茎は固く、あまり分枝せず、剛毛が多く見られます。葉は下部では対生、上部では互生で、厚みがあり、1.5-6cmの狭披針形~広線形で全縁が数個の浅い鋸歯があり、剛毛が見られます。
花は葉腋に1つ付き、花冠は2cm、上唇2裂、下唇3裂で5裂片はほぼ同形の円形。萼は0.6-1cmで萼にも毛が多い。
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
 
撮影地
2014.8 千葉県山武市  他

ゴマクサ

花は中部以上の葉腋に1つずつ付く。葉は下部では対生しますが、中部付近から少しずつずれていくような感じで互生になる。ずれた上側の葉腋の花が先に咲くことが多い気がする。 (2022.10 千葉県山武市)


ゴマクサ

花冠は唇花で、上唇2、下唇3、裂片は同形なので、5裂のようにも見える。葉は下部では対生、花が付く上部では互生、狭披針形~広線形。葉表には固い毛が多く見られます。茎にも固い毛が多い。 (2014.8 千葉県山武市 / 2016.8 茨城県小美玉市)