ムシクサ (広義) Veronica peregrina

2024.4.14 更新

ムシクサ

分類
オオバコ科 クワガタソウ属
植生環境
開花時期
4-5月 田 湿地 川のそば
地域
全国
特記
 -
特徴
田んぼやその周辺など、少し湿った所で見られます。
丈は10-20cm、葉は下部では対生、上部では互生で黄緑色、披針形~広線形で8-25mm、下部の葉には不明瞭な鋸歯があります。
花は葉腋に1つずつ付き、ごく短い柄があり、約2mm。
付記
掲載のものは、狭義にはケナシムシクサ(f. peregrina)。これに対し、茎に毛のあるものはケムシクサ(f. xalapensis)
備考
エングラー : ゴマノハグサ科
類似種
 
撮影地
2012.4 千葉市  他

ムシクサ

春の田んぼや休耕田で群れて見られます。 葉腋で分枝しますが、基部以外では分枝しない姿もよく見られます。 (2024.4 千葉市)


ムシクサ

花柄は短く葉腋に1つずつ付きます。上部の葉は互生。 (2024.4 千葉市)


ムシクサ

花色は白、花冠は5裂、裂片は萼裂片より少し小さい。果実は横から見るとハート形。 (2015.4 / 2023.4 千葉市 / 2015.4 千葉県松戸市)


ムシクサ

葉は黄緑色、中部以下の葉は披針形から広線形で、鋸歯が見られました。上部は全縁かそれに近く、倒披針形のことが多い。茎に毛は見られませんが、見られるものはケムシクサと呼びます。 (2016.4 千葉市)