ムシクサ (ケナシムシクサ)

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 オオバコ科 Plantaginaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
田んぼやその周辺など、少し湿った所で見られます。
丈は10-20cm、葉は下部では対生、上部では互生で黄緑色、披針形~広線形で8-25mm、下部の葉には不明瞭な鋸歯があります。
花は葉腋に1つずつ付き、ごく短い柄があり、約2mm。

広義ではケムシクサ(f. xalapensis)を含む

 

2023.4.28 更新
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ムシクサ-全体

多数が茂るとタチイヌノフグリのようにあまり分枝せずに真っ直ぐ立ち上がるものが
多く見られました。(2013.4 千葉市)

ムシクサ-全体2

葉腋で分枝しますが、基部以外では分枝しない姿もよく見られます。
(2013.4 千葉市)

ムシクサ-全体3

(2020.4 千葉市)


ムシクサ-全体4

花柄は短く葉腋に1つずつ付きます。上部の葉は互生。
(2012.4 千葉市)

ムシクサ-全体5

(2020.4 千葉市)


ムシクサ-花

花色は白、花冠は5裂、裂片は萼裂片より少し小さい。
(2020.4 千葉市)

ムシクサ-花2

花色は白、花冠は小さく、裂片は萼裂片より小さいさいとも言われますが、
あまり変わらないという印象でした。(2015.4 千葉市)

ムシクサ-花3

咲き始めたばかりの小さいもの。花にはごく短い柄が見られました。
萼裂片は広線形で基部付近から裂けています。(2015.3 千葉市)

ムシクサ-実

(2015.4 千葉県松戸市)


ムシクサ-実2

横から。
(2023.4 千葉市)

ムシクサ-葉

葉は黄緑色、中部以下の葉は披針形から広線形で、鋸歯が見られました。
茎に毛は見られませんが、見られるものはケムシクサと呼びます。(2016.4 千葉市)

ムシクサ-葉2

上部の葉は全縁またはそれに近く、狭長倒披針形でした。
(2016.4 千葉市)

ムシクサ-葉2

葉裏。
(2015.3 千葉市)

ムシクサ-早春

多くはやや赤味を帯びます。
(2017.2 千葉市)