ヨツバシオガマ

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 ハマウツボ科 Orobanchaceae
 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
丈は10-35cm、葉は4輪生し、2-5cmの長楕円状披針形で羽状全裂、更に羽状に中~深裂します。
花は葉腋に1つずつ、2-6段付き、花冠は12-20mmのピンク色で筒部はやや白いことが多い。花冠は萼から出たところで曲がらないか、少し下方に折れ曲がる。上唇嘴部は長く、3.5-6.5mm、下唇は等しく3裂します。
従来クチバシシオガマと呼ばれたものは本種。

 

2021.1.10 更新
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  • ヒメヨツバシオガマ
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ヨツバシオガマ-全体2
よく似たエゾヨツバシオガマとは見分けにくいが、北ア中南部、中ア、南ア、八ヶ岳等はほぼ本種。それ以北~月山の間はエゾヨツバシオガマの場合もあり、少なくとも月山は本種は少ないと思っている。(2009.8 北ア・白馬岳)

ヨツバシオガマ-全体

多くの場合、下唇はエゾヨツバシオガマより白い。
(2015.8 北ア・八方尾根)

ヨツバシオガマ-全体3

(2007.8 北ア・穂高岳)


ヨツバシオガマ-全体4

(2018.7 中ア・木曽駒ヶ岳)


ヨツバシオガマ-花

花冠は筒部が白いものが多く、萼から出た所であまり折れ曲がらない。
(2008.7 北ア・白馬岳)

ヨツバシオガマ-花2

(2015.8 北ア・八方)


ヨツバシオガマ-花3

上唇の嘴部は細くて長く、3.5-6.5mm。写真はやや極端なもの。
(2011.8 南ア・北岳)

ヨツバシオガマ-実

(2006.10 北ア・穂高岳)


ヒメヨツバシオガマ-全体

10cmに満たない小さいものはヒメヨツバシオガマと呼ばれますが分けない。
花も2段、茎葉は特に小さく1-2段。(2011.8 南ア・北岳)

ヒメヨツバシオガマ-全体3

八ヶ岳の一部にも、小さくて葉の貧相な株がまとまって見つかりました。
(2010.8 長野県八ヶ岳)

ヒメヨツバシオガマ-葉

茎葉は1段程度で小さく、3cmほどでした。
(2011.8 南ア・北岳)

2020.11.2

従来、異説として掲載していた内容に修正しました。

従って、従来クチバシシオガマとして掲載してきたもの全てと、ヨツバシオガマの一部を本種とし、北ア北部(白馬岳)や上越のものはエゾヨツバオガマに移動しました。