ハマウツボ

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ハマウツボ科 Orobanchaceae
ヨモギ属に寄生する植物。カワラヨモギに寄生することが多いようですが、他のヨモギにも寄生します。
丈は10-25cm、全体に毛が密生し、葉は鱗片状で1-1.5cm。
花冠は約2cm、花の下唇は3裂し、中央に先端が肥大した柱頭が覗きます。希に白花もあるそうです。

 

2017.12.21 更新
  • 全体
  • 全体2
  • 全体3
  • 花2
  • 花3
  • (変化)
  • (淡色)

ハマウツボ-全体

海岸沿いの道ばたで普通に見られました。
(2017.6 青森県 旧・三厩村)

ハマウツボ-全体

咲き始め。ふつうのヨモギに寄生しているようでした。
このあたりに10数株まとまってありました。(2016.6 青森県八戸市)

ハマウツボ-全体3

海を望む高台の草原に点在していました。
ハマオトコヨモギ
に寄生しているようでした。(2014.6 青森県深浦町)

ハマウツボ-花

花筒の外側に数裂した茶色い萼があり、その外側に鱗片葉が付く。
(2012.7 青森県八戸市)

ハマウツボ-花2

上唇はやや小さく、下唇は3裂、それぞれ縁が波立ちます。
(2012.7 青森県八戸市)

ハマウツボ-花3

柱頭は半球状のものを2個並べた形。その奥に雄しべが見えます。
(2014.6 青森県深浦町)

ハマウツボ-全体3

出てきたばかりのようです。まだ蕾ははっきりと見えていません。
(2013.7 青森県八戸市)

ハマウツボ-葉

葉は鱗片状に退化しています。
(2013.7 青森県八戸市)

ハマウツボ-変化

茎まで紫色のもの。右2つはふつうのものの蕾。
(2016.6 青森県八戸市)

ハマウツボ-淡色

花色がかなり白っぽかったもの。ここでは少なからず見られました。
(2017.7 青森県 旧・三厩村)