ハマオモト Crinum asiaticum var. japonicum

2023.11.12 更新

ハマオモト

分類
ヒガンバナ科 ハマオモト属
植生環境
海岸
開花時期
7-10月 砂地
地域
関東以西
特記
 -
特徴
丈は50-80cm、葉は30-70cmの線状長楕円形でやや多肉、光沢があります。
花は鱗茎の頂部に散形状に付き、5-6cmの筒部があって、花被片は長さ7-8.5cmの広線形で6個。花序の基部に6-10cmの苞が2つ付く。花が終わると花茎は倒れ、果実は球形で径2-4cm。
この植物の自生地域と共通の植物が多く、この境界線は「ハマオモト線」と呼ばれ、目安にされています。
備考
エングラー : ヒガンバナ科
類似種
 
撮影地
2020.6 千葉県館山市  他

ハマオモト

花茎の丈は50-80cm。葉は70cmら達するものもある。 (2019.7 千葉県館山市)


ハマオモト

花序は大きく、基部に苞が見られます。1つ1つの花は直径10cmを超えます。 (2020.6 千葉県館山市)


ハマオモト

基部の淡緑色で太まっている部分が子房、それより上が花で、筒部が長い。花柱は花糸より短い。花後、花茎は倒れ、果実は球形で径3cm前後。 (2019.7 千葉県館山市 / 2017.7 千葉県南房総市)


ハマオモト

葉は厚く、光沢があり、基部は交互に重なり合う。 (2017.6 静岡県下田市)